ことばの情報誌

ことばを研究することの面白さ・大切さなどに関する情報を、専門家でない方にも楽しんでいただける広報誌です。ウェブ上で年2回公開し、その内容をまとめた冊子版を年1回、発行しています。

著書紹介 : 明解方言学辞典
ことばの波止場

著書紹介 : 明解方言学辞典

木部暢子 編 三省堂、2019年4月 ハンディで内容がコンパクトにまとまっていて、「フィールドワークに持って行く」(はしがき)だけでなく、論文を読む際にまめに参照したり、読み物として最新の成果を手軽に把握したり、と、いろ…

著書紹介  :  学習者コーパスと日本語教育研究

野田尚史・迫田久美子 編 くろしお出版、2019年5月 本書は「第8回日本語実用言語学国際会議」(2014)のパネル発表を中心とする論文集で、日本語学習者コーパスを利用した習得研究の最前線が示されている。第1部では新しい…

刊行物紹介 : 病院の言葉を分かりやすく—工夫の提案—

国立国語研究所「病院の言葉」委員会 編著 勁草書房、2009年 病院では、医療の専門家である医師・看護師などの「医療者」と非専門家である「患者」のコミュニケーションが何よりも大切である。しかし、現実には両者の間に分厚い「…

刊行物紹介 : 分類語彙表(国立国語研究所資料集6)

秀英出版 1964年 国立国語研究所の刊行物の中で文句なしのベストセラー。ただし『分類語彙表』という無味乾燥な書名には理由がある。国語研は、創立から半世紀以上、書きことばの基本語彙選定を目的として語彙調査を繰り返した。そ…

著書紹介 : シリーズ社会言語科学2 社会言語科学の源流を追う

横山詔一・杉戸清樹・佐藤和之・米田正人・前田忠彦・阿部貴人 編 ひつじ書房 2018年9月 平成から令和への移行を機に、変容する日本社会と、それにともなって変わる日本語に思いをいたした向きも多かったろう。特に、災害の頻発…

著書紹介 : コミュニケーションの方言学

小林隆 編 ひつじ書房 2018年5月 コミュニケーションのしかたにも土地の文化・社会に根ざした地域差があり、全国一律ではない。例えば私が関西で衝撃を受けたのは、中学校の入学式直後の教室で新入生男子が先生にツッコミを入れ…