ことばの情報誌

ことばを研究することの面白さ・大切さなどに関する情報を、専門家でない方にも楽しんでいただける広報誌です。ウェブ上で年2回公開し、その内容をまとめた冊子版を年1回、発行しています。

著書紹介 : テキストにおける語彙的結束性の計量的研究

山崎誠 和泉書院 2017年2月 本書は、テキスト分析において、特定少数の材料についての経験則からくる直感的説明や、“こういう傾向があるのではないか”といった曖昧な分析を排し、コーパスを存分に活用して、計量言…

著書紹介 : 語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング

石黒圭 光文社新書 2016年5月 語彙力=語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(精度の高い語彙使用)と定義し、語の運用の重要性を説いたことがこの本の肝です。 検定ビジネスの根幹をなす、上級は圧倒的な量、という昨今の“量…

著書紹介 : ことばの地理学 ―方言はなぜそこにあるのか―

大西拓一郎 大修館書店 2016年8月 この本を著者から頂戴したとき、一読してショックを受けた。方言周圏論の記念碑とも言うべき柳田国男著『蝸牛考』の解釈も、北前船が方言を運んだという通説もバッサリと切り捨てられている。 …

著書紹介  : 『色葉字類抄』の研究

藤本灯 勉誠出版 2016年3月 国語資料研究において、諸本研究と明らかにすべく、古記録をはじめとする出典研究は対象資料の性格を見極める上で重要な方法である。しかし、その方法だけで国語資料の性格や価値、さらには国語史研究…