ことばの情報誌

ことばを研究することの面白さ・大切さなどに関する情報を、専門家でない方にも楽しんでいただける広報誌です。ウェブ上で年2回公開し、その内容をまとめた冊子版を年1回、発行しています。

特集 : 危機言語・危機方言を消滅から守れるか?

消滅危機言語の継承 消滅危機言語を記録し、その価値を地域の人や社会に訴え、その継承活動を支援するのがこのプロジェクトの目的です。ここで言う「消滅危機言語」には、ユネスコが指定した危機言語だけでなく、日本各地の方言も含まれ…

特集 : 日本語と世界の言語のとりたて表現

「とりたて表現」とは 「とりたて表現」というのは、「朝はバナナだけ食べた」の「だけ」のように「それに限られる。他は違う」という意味を表したり、「この島にはホテルまである」の「まで」のように「極端なものである」という意味を…

特集 : AIは皮肉を理解する? 日本語の間接発話理解 : 第一言語、第二言語、人工知能における習得メカニズムの認知科学的比較研究

皮肉がわかるAIが求められている 皮肉とは、現実に反することを意図的に言うことで、話し手の否定的な態度を間接的に伝える表現である。例えば、いつも時間にルーズで、今日も待ち合わせの時間に遅れてきた友人に対する「今日も時間ぴ…

特集 : 地域社会の言葉は何によって変化するか? 音声の個人内変化を推定するためのコーホート分析の有効性に関する実証研究

言葉は変化する 言葉はいつの時代においても変化します。日本全体としても、特定の地域社会としても変化します。 たとえば単語レベルで考えると、社会に新たな事物や概念が生じれば、それを表わす言葉も当然必要となり、追加という方向…

広がる関西弁~国語研の調査データを使ってみよう~ 「国民の言語使用と言語意識に関する全国調査」のデータ公開

国語研の社会調査研究 国立国語研究所では創立より社会調査による研究を数多く行っています。新聞の世論調査のように大量の人々に対して行う調査で、所員が調査を担当することもあれば、調査会社に委託することもあります。代表的な調査…