2025年10月に開催された図書館総合展2025のポスターセッション(オンライン発表)にて、国立国語研究所 共同利用推進センターが制作した研究資料室の紹介ページが、「opSoL賞」を受賞しました。
(https://www.libraryfair.jp/poster/2025/212)
2026年1月19日、国語研にopSoL(本のとまり木)代表の石井裕子様をお迎えし、授賞式が開催されました。
表彰状の授与
最初に表彰状が授与され、石井様より以下のお言葉をいただきました。

「まず、研究所というと難しそうなイメージがありますが、そのようなかたくるしさはなく、大変読みやすいポスターだと感じました。
しかもバラエティに富んだ内容で学びが多く、最後まで興味が途切れることなく読み切ってしまいました。
なかでも言葉の調査研究に用いられていた記録カードは、まさに図書館のブックカードの目録と非常によく似ており、強い関心をもちました。かつては多くの図書館でこの方式が使われていたため、とても懐かしく、身近なものとして感じられます。
また、言語というと、言葉や文字の資料を思い浮かべがちですが、映像や音声データも利用できるという点は新たな発見でした。
私は神奈川県の施設で多文化共生支援にも携わっており、外国につながりのある方のための日本語学習教材や多言語翻訳資料の情報を収集しています。その点においても、今後大いに役立ちそうだと感じました。」
お礼のコメント
続いて、オンラインポスターを手がけた、安部美奈子プロジェクト非常勤研究員よりコメントがありました。

「このような賞をいただき、誠に光栄です。ありがとうございます。
ポスター制作にあたって盛り込みたい内容は数多くありましたが、一般の方に伝わりやすいよう、内容を絞り込みました。古い雑誌を数多く保存していることや、日本言語地図の紹介などは、多くの方に興味をもっていただけるものと考えています。
また、私自身に司書としての経験があることから、図書館総合展という場において、多くの司書の方々にも関心をもってご覧いただけるようなポスターを意識しました。記録カードの分類保管方式は、司書の方々にとっても馴染みの深いものだと思い、取り上げました。
ポスターに掲載した映像や音声、雑誌、言語地図以外にも、国語研では多様な資料を保有し、一般に公開しています。こうした貴重な言語資源を、ぜひ多くの方に活用していただきたいと考えています。」
これらのお話から、制作者の意図が読み手にしっかりと伝わったことがうかがえ、実りあるポスター発表となりました。
国語研の言語資源について
研究所が構築・公開している言語資源の多くは、Webにてどなたでも自由に利用できます。また、さらなる研究資料の閲覧をご希望の場合は、調査・研究・教育を目的とする場合に限りますが、研究資料室の研究資料も閲覧できます。
言葉に関するさまざまな資料を、ぜひご活用ください。
