展示「言語地図 ― 目で見る方言の分布」を開催しています

ところが変われば、ことばも変わります。それぞれの土地で使われていることばを調査し、地図に表したものを「言語地図」と言います。日本では、これまでに30000枚以上の言語地図(方言地図)が作成されてきました。実は世界でもトップクラスの言語地図大国です。

展示「言語地図」館内の様子

奥深い「言語地理学」の世界へ

現在、言語地図をテーマにした展示を開催しています。国立国語研究所(国語研)のお隣にある国文学研究資料館(国文研)展示室の特設コーナーへの出展です。

展示「言語地図」

国語研が作成してきたものを中心に、様々な言語地図を展示しています。言語地図を作ることで方言の分布を一目瞭然にし、そして、そこからことばの歴史的変化を解き明かすこともできます。ことばの時空間を写し出す「言語地理学」の世界を紹介する展示になっています。

『方言文法全国地図』の第1草稿

言語地図を作るためにかつて用いられた調査票やスタンプ類、印刷前の草稿も展示しています。古いものでは、明治時代に作成された『口語法分布図』の原本もご覧いただけます。

実際に開いてみてください

国語研が刊行した『日本言語地図(縮刷版)』『方言文法全国地図』を自由に閲覧できるコーナーもあります。オンラインで見ると実感しづらいですが、実物の大きさと重さを感じることができます。

『日本言語地図』と『方言文法全国地図』は自由閲覧
『日本言語地図』と『方言文法全国地図』は、自由に手に取ることができます。気になることばの分布を調べてみるのも面白いですよ

国文研と合同でギャラリートーク
国文研通常展示
国文研通常展示が開催中。奥に見えるのが「言語地図」の展示です

展示室本体では、同会期で国文研通常展示「書物で見る 日本古典文学史」を開催中です。国語研・国文研合同でギャラリートークも開催予定です。展示もギャラリートークも入場無料・申込不要ですので、ぜひご来場くださいね。

ギャラリートーク合同開催
国語研と国文研合同開催のギャラリートークも。国語研からは大西拓一郎教授が登場します

お知らせ動画も作成しました。YouTube国語研アカウントで公開しています。

展示「言語地図 ― 目で見る方言の分布」

会期・時間 2026年1月23日(金)~3月19日(木)10:00~16:30
土曜、日曜、祝日、第4水曜は閉室
会場 国文学研究資料館 1階 展示室(東京都立川市緑町10-3)
入場無料
主催 国立国語研究所
ギャラリートーク 2月12日(木)11:45~12:15
2月26日(木)11:45~12:15
3月19日(木)11:45~12:15
講師:大西 拓一郎(国立国語研究所 教授)
※ 申込不要
※ 国語研・国文研合同開催です。同日同会場にて11:15から国文研通常展示のギャラリートークも実施されます。
ウェブサイト https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20260123a/