現在、文部科学省情報ひろば企画展示室で、企画展示を実施しています(2022年3月22日(火)まで)。国立国語研究所が所属する人間文化研究機構の他の3機関(国文学研究資料館、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所)と合同で出展しています。

国語研の展示。『方言の世界』と『与論のことばと文化』を展示しています。

人間文化研究機構の展示。国文学研究資料館は「和書のさまざま」をテーマにした展示を、国際日本文化研究センターは地図絵師・吉田初三郎の鳥瞰図を題材にした展示を、総合地球環境学研究所は現地調査や地域の人々との協働等を題材とする映像作品の展示をしています。

『方言の世界』では、「かたつむり」など単語ごとの分布を示す方言地図を展示しています。『与論のことばと文化』では、与論のことばで語る動画を見ることができます。


「モバイル型展示ユニットを活用した人間文化研究の可視化・高度化」
人間文化研究機構では、2017年度から「人間文化研究機構における博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化」事業として、展示施設を有し、展示に関する調査・研究を主導する国立歴史民俗博物館・国立民族学博物館だけでなく、従来展示事業を主としていなかった機関でも、最先端の研究成果や所蔵する貴重な学術資料等の公開を、展示や映像等さまざまな媒体を通して進めています。
本展示では、国立国語研究所、国文学研究資料館、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所が、「可搬型展示」というコンセプトのもとそれぞれの取組を紹介しています。

国語研の展示
国立国語研究所では、これまで『日本言語地図』や『方言文法全国地図』などの刊行物を通じ、方言分布を地図化し、話しことばを可視化してきました。今回使用しているモバイル型展示ユニットは、そういった研究成果をさらに多くの方々に見ていただくことを可能にしたものです。
今回は、『方言の世界』と『与論のことばと文化』の2つのユニットを展示しています。「かたつむり」の呼び方の分布などの方言地図を見ることによって、ことばの歴史や方言が生まれた背景を知ることができます。また、鹿児島県の与論島のことばの特徴を紹介し、与論の芭蕉布作りや、昔話「三匹のこぶた」を与論のことばで語る動画を流しています。共通語の字幕を見ながら、実際に島のことばを耳で聞くことができます。

コロナ禍ではありますが、お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記ページ「3階展示室における留意事項」についてご協力をお願いいたします。
- 文部科学省情報ひろば(https://www.mext.go.jp/joho-hiroba)
開催概要
| 日時 | 2022年2月16日(水)~3月22日(火) |
| 会場 | 文部科学省情報ひろば企画展示室 (https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/) |
| 開館時間 | 月曜日~金曜日 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日 : 土曜日、日曜日、祝日 |
| 詳細・お問い合わせ | シンポジウムの詳細やお問い合わせ先につきましては、以下のサイトをご覧ください。
|
関連情報
- 国立国語研究所危機言語DB(データベース)
(https://kikigengo.ninjal.ac.jp/) - 国立国語研究所YouTube公式チャンネル「与論方言調査ドキュメント ~言語と文化の多様性を守るために~」
(https://youtu.be/vwfq2RpKksQ)